セブ島の南部に位置する田舎町 MALABUYOC(マラブヨク) / フィリピン
フィリピン セブ島南部の街 MALABUYOC(マラブヨク)
ここ数年、年末年始はここMALABUYOC(マラブヨク)で過ごしています。田舎なので遊ぶ所もないのですが、何もない分、人との繋がりを再認識できたり、時間がゆっくりと流れているように感じます。
この町はMainit Springsという温泉があることで有名で、セブ市内からバスで4時間くらいの所にあります。ジンベイザメで有名なOSLOB(オスロブ)から30分くらい。とても自然が多く、自給自足の生活を体験できます。
地図
セブ島で有名なKawasan falls(カワサン滝)やMoalboal(モアルボアル)の先にこの町があります。
バスについて
セブ島の南部に行くときはSouth Bus Terminal(サウスバスターミナル)からバスに乗ります。
エアコンバスとノンエアコンバスがあり、エアコンバスは2人掛けシートが2列なのでとても快適に座れます。また映画なども上演するので暇つぶしに丁度いいです。ノンエアコンバスは3人掛けシートが2列並んでいます。一人分の幅がとても幅が小さいので端の人は必ずシートからお尻がはみ出ます。エアコンバスに乗るのがベストです。
MALABUYOCの生活/街並み
当然ガスもないので火をおこして料理をします。薪を用意するだけでも一苦労です。
ローストチキン。ここに滞在した時はほぼ毎日豚か鶏を食べてました。何かお祝い事があると豚(レチョン)を食べる習慣があります。
発展途上国によく見られる人口増加現象。10代で子供を産んでシングルマザーになっている人がたくさんいます。兄弟が4人以上いたりするのが普通です。昔の日本と同じで、兄弟がたくさんいる = 労働力になるという考え方です。今の日本では考えられないですね。
都会の子供の人はお金やスマホを盗んだりするストリートキッズと呼ばれる子供達がいるけど、田舎の子供たちはそういう感じではなく、とても純粋で、カメラやドローンを見つけるとすぐに群がってきます。
南国に行くと恐らく一番抵抗があるのはトイレではないでしょうか。普通に便座がありません。水を溜めるタンクもないので当然水も流れません。バケツにくんである水を手桶ですくって流します。このお水で体も洗います。最初はこれになかなか慣れなくてすごく抵抗がありました。
どこの家庭にもあるサントニーニョのミニチュア。イエスの若い頃の人形。マゼランの一行が王妃にプレゼントしたとされるのがこの人形でセブ市内のサントニーニョ教会に保管されています。
坊主と夕日(笑)
この地域は毎日綺麗な夕日が見れたのでとても癒されました。道路が海岸線に沿って走っているのでどこからでも夕日が見れます。
タウンと呼ばれている場所に商店街があるので、そこで食べものや日常生活を購入できます。慣れると普通に生活できます。
乗り物には乗れるだけ乗るというのが基本です。東南アジア独特ですね。カンボジアとかでも同じような光景を見ます。
自転車で人を運んでたりもします。距離にもよるけどだいたい約10円くらい。
なぜか町役場にヤギが放たれています。自然と動物と共存してるのはとてもいいことです。都市部ではこういう光景は見られません。
感じたこと
もうここ数年、年末年始はここMalabuyoc(マラブヨク)で過ごしているのですが、日本で生活していると全てが当たり前すぎて感謝するという気持ちを忘れてしまっていることに気づかされます。
普段何気なく食べているものにも命があり、それを私たちが食べている。感謝する気持ちを忘れないようにしたいです。