【カメラ】安定したぶれない動画を撮るために必要なものは?
動画を綺麗に撮影することができない?
動画を撮影中に、カメラを持ったまま歩いたりすると上下左右に揺れた映像になります。カメラを持つ手が揺れるので映像もそれに合わせて揺れてしまいます。
短い映像や意図的にそのような映像にしている分にはいいのですが、長時間そのような映像を見るのはとてもつらいです。
一昔前のアクションカメラ(GOPROなど)は手振れ補正がついておらず映像がぶれぶれでした。元々アクションカメラは動きながら撮影することが目的だったので手振れするしないは考慮されていませんでした。
[手振れ補正なしアクションカメラ]
最新版のGOPRO HERO7 BLACKは手振れ補正付きなので手振れしない映像を簡単に撮影することができます。
[最新版GOPRO映像]
HERO7BLACKの手振れ補正ありのほうが安心して映像を見てられますよね。あえてホラーとか緊迫するシーンなどで不安な気持ちにさせるようにぶれぶれの映像を使ったりもします。
最新のGOPRO HERO7BLACKだと綺麗な映像を撮ることはできるのですが、パンフォーカスなので全てにピントが合ってしまいます。
AF(オートフォーカス)、MF(マニュアルフォーカス)を使ってピント調整された映像を撮りたい場合はどうしたらいいでしょうか?
フォーカスを設定しながら手振れしない映像を撮るために必要なもの
ジンバル
撮影中のカメラを一定の位置に保ってくれるアイテムです。カメラをジンバルにセットすると手振れしない映像を撮ることが可能です。
ジンバル Feiyutech G6 Plus
各メーカーから様々なジンバルが発売されていますが結構高額です。その中でも格安で初心者でも扱いやすいジンバルを紹介します。
中国のメーカーFeiyutechの3軸ジンバル G6 plus
Feiyutech G6 Plus https://amzn.to/2CCtahV
このマルチジンバルは800gまでのスマホ、ミラーレス一眼カメラ、Goproを取り付け可能。 様々なカメラに対応しているにもかかわらず、このジンバルは手頃な価格で販売されています。大きさ約33cm、重量663gととてもコンパクトなサイズ。生活防水なので雨の日、雪の日なども使用できます。バッテリーの持ちもよく、12時間連続使用可能です。
[Feiyutech G6 Plusジンバルを使った映像]
3軸ジンバルとは
3軸というのはパン(水平、左右)、ティルト(垂直、上下)、ロール(回転)のことです。上下左右を制御するので安定し映像を撮影できます。
パン、ティルト、ロールを3つのモーターでそれぞれ制御しています。
リモート制御
Wifiを使ってジンバルとカメラを接続すると手元で写真撮影、動画撮影、ズームなどジンバルでカメラをリモート制御できます。小さな液晶ディスプレイがあるので現在のモード、設定も確認可能。
左にあるダイヤル部分を回すと、ジンバルの動き、カメラのフォーカス、ズームなどを簡単に制御できます。
リモート制御で動画撮影ボタンを押し、撮影を開始した場合、カメラによっては30秒くらいでモニターがオフになります。設定でモニターをオフにしないようにする等の必要があります。
ジンバルの操作範囲について
このジンバルが制御できる角度には以下のような限界があります。
傾斜角度:260°(レンズ上下方向)
転がり角:320°(水平に保つ)
パン角度:360°(無制限)
角度によってはアーム同士が干渉する場合もあり、慣れるまでは少し苦労します。なんでもそうですが、
GOPROの手振れ補正との違いは?
GOPRO HERO7 BLACKに搭載されている手振れ補正機能(電子式画像安定機能)。ジンバルのようなスムーズな映像を撮影することができます。電子的にジンバルを同じような処理をしています。
ジンバルを使って撮影されたものとGOPROの手振れ補正機能を使って撮影されたものは同じような感じの映像になります。物理的に制御しているジンバル、電子的に制御しているGOPRO。
GOPRO?ジンバル + カメラ?はどっちがいいか?
気軽に撮影できるのはGOPROです。なんといってもあのサイズ感。いつでも気軽に録画できます。防水加工されており水中撮影も可能です。
ジンバル + カメラはどうしてもある程度の重さがあるので気軽に使うというような感覚ではありません。デジカメ、一眼カメラなどセンサーサイズの大きなもので綺麗に撮影しようとするとジンバルを使うしかありません。
GOPROでも十分に綺麗な映像が撮れるのでよほど映像にこだわりがない人の場合GOPROのほうが向いていると言えます。
まとめ
一眼カメラなどで動画を撮影する人にとってジンバルはなくてはならないアイテムの一つです。とりあえずジンバルを使ってみたいという人にはFeiyutechのジンバルは低価格で購入できるのでお勧めです。
手振れしない安定した映像はストレートに動画の内容を伝えることができます。ドラマや映映画なので緊迫感のあるようなシーン、幻想的なシーンなどはジンバルを使わないで撮影したりします。
安定と不安定のバランスが大事ですね。
それでは。