【歴史】小江戸・川越 蔵造りの街並み
小江戸・川越 蔵造りの街並み
川越は「小江戸」として人気を博している観光地です。 黒漆喰の壁に、重厚で豪華な蔵造り商家が軒をつらね、商店街の活気と道行く観光客であふれる昔ながらの街並みが残っているとても雰囲気のある町です。
「世に小京都は数あれど、小江戸は川越ばかりなり」
と言われているくらい、川越の蔵造りの街並みは江戸時代の雰囲気を感じることができる由一の場所と言われています。
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蔵造りの街(一番街)への行き方
東京都心から1時間。川越線、東武東上線の川越駅、西武新宿線の本川越駅の近くに商店街クレアモールがあるので道なりに15分くらい歩くと蔵造りの街並みが見えてきます。
江戸っ子に粋とされた黒色
蔵作りの街を歩いていると蔵の壁が黒い建物を多く見かけます。最近まで蔵が江戸時代から続いているから黒いとか、川越大火で黒ずんでしまったという推論をしていました。
しかし蔵造りの街のほとんどの建物を除いて、明治時代に起きた川越大火で焼失しました。今の土蔵はそれ以降に建てられており、壁には黒漆喰が塗られています。
黒漆喰を蔵に塗るのは幕末、東京の日本橋の豪商の間で 流行したぜいたくの一つで、明治時代、黒漆喰の建物は江戸の粋にあこがれた結果の建物でした。
黒漆喰は、菜種油を燃やして取った油煙を漆喰に混ぜたものです。漆喰を塗り終え た壁に薄く塗り、表面が固まってきたら布で磨きます。さらに岩石を粉状にした砥之粉を打ち、最後は素手で鏡のようなつやが出るまで磨くという手間の かかる作業を繰り返します。
商店街の人々を中心に街づくりにも力を入れていて、それぞれのお店に活気があります。名物のサツマイモを使ったソフトクリームやまんじゅうなどもあります。食べ歩きしながら観光している人をよく見かけます。
川越を舞台にした戦隊者の撮影をしていました。自分がカメラで色々動画を撮影していた時に丁度アングルに入ってしまい、演者のおっかけだと思われてしまいました。カメラを持ってる人はそういうオタク系の人を思われてしまうのかな?
川越のシンボル「時の鐘」
江戸時代初頭から城下の町に時を告げ、庶民に親しまれてきた鐘つき堂。明治26年に起きた川越大火で焼失したのですが、暮らしに欠かせない「時」を告げる時計台はいち早く立て直されました。
まとめ
都心から近く、交通の便も良い場所にある埼玉の観光スポットの一つ川越(小江戸)はとても人気があり、いつも観光客がたくさんいます。
蔵造りの街だけではなく、川越市にはさまざまな観光スポットがあるのでぜひ行ってみたいです。
それでは。