【カメラ】動画撮影時のフォーカスについて
動画撮影時のフォーカス
動画撮影時のカメラのフォーカス(ピント)設定はどうしてますか?
AF(オートフォーカス)、MF(マニュアルフォーカス)とあるのですが、おそらくAFで撮影してる人が多いと思います。カメラ内に映る人、物などに自動でフォーカスを当ててくれます。カメラを固定しないで動かしながら撮影する場合はAFが便利です。
マニュアルフォーカス(MF)
MFは手動でフォーカスを当てます。カメラを固定している場合など自分が何にフォーカスをあてるかを決めることができます。フォーカスがあたっていない所はぼけます。
カメラを動かしながら撮影する場合には向いていません。移動しながらフォーカスを当てることはできますが、カメラの小さいモニターだとどこにフォーカスが当たっているかの確認をするのはとても難しいです。
自分も基本的にはAFで撮影していますがレンズによってはMFしか使えない場合もあります。MFしか使えないレンズで撮影した動画はこちら。
MFで撮影したシネマ風動画
フォーカスを一定にして動いているので、所々にフォーカスが当たります。ほぼボケている映像になるので、シネマ風の雰囲気のある映像になります。フレームレートも24fpsにしてあるので、残像が残りやすいようにしています。
この映像は意図的に雰囲気のあるぼけ感にしたくて撮影したので、もっと普通な感じにも撮影することもできます。
映画、MVなどそういう時はカメラマンが撮影しながらフォーカスを調整しています。重要な場面で見ている人の意識を持っていきたいところにフォーカスをあてたりします。映像を撮影しながらのフォーカスはとても難しいのでプロのカメラマンはさすがです。
[ 使用したレンズ ]
[ フレームレートについて ]
パンフォーカス(PF)
パンフォーカスはある一定の距離から遠い距離まですべてピントが合うようになっています。どんな動きのある映像でもすべてにピントが合うようになります。ただ、近距離での撮影ができない(近くのものがぼける)ところがあります。GOPROはパンフォーカスで撮影された映像になります。
[パンフォーカスで撮影]
オートフォーカス(AF)
AF(オートフォーカス)で動きながら動画を撮影すれば、カメラが自動的に人物や物にフォーカスをあててくれるのでフォーカスがあたっていない所がぼけます。カメラがフォーカスをあてたい所を選ぶので撮影者の意思とは違うところにフォーカスがあたる場合もあります。
[オードフォーカスで撮影]
まとめ
マニュアルフォーカス、オートフォーカス、パンフォーカスのどれを選べばいいのかは、何を撮りたいかによって変わってきます。
動きのある映像を撮りたい場合はパンフォーカス、固定したものを撮りたい場合はマニュアルフォーカス、もしくはオートフォーカス。普通の日常などの映像を撮りたい場合はオートフォーカスがいいと思います。
オートフォーカスがついていないカメラ(GOPRO、コンデジ)の場合、動画撮影時はパンフォーカスになります。