【楽器】多くのドラマーが愛用するスネアドラム LUWDIG LM400
スネアドラム
スネアドラム?
知らない人は何のことだかわからないと思います。ブラスバンドに小太鼓ってありますよね?
あれがスネアドラムです。主にリズムを取る楽器の一つです。
目次
スネアドラムの種類
大きくわけると素材がスティール(鉄)、木(ウッド)の2種類になります。
メタルシェル
素材がメタルでできているスネアドラム。音量が大きく、明るめな音色が特徴。ロックやメタルなど激しいジャンルに向いています。スコーンという感じで抜けのいいサウンドなので爆音の中でも埋もれにくいです。
ウッドシェル
素材が木でできているスネアドラム。柔らく落ち着いた音が特徴です。ターンという暖かい音が特徴。木なので使っていくうちに変形してくるので音も少しずつ変わってきます。ジャズ、ポップスなどのジャンルに向いています。
LUDWIG
スネアドラムを発売しているメーカー。ビートルズのリンゴスターやレッドツェッペリンのジョンボーナムが愛用したことで有名で、今でも多くのドラマーが愛用しています。
そのメーカーの中で史上最大に売れているスネアドラムを紹介します。
LUDWIG / LM400
幅広いジャンルで支持されており、メタルスネアの基準とされているドラム史上最も人気のあるモデル。継ぎ目のないシェル、明るくクリアなサウンド、存在感のあるリム・ショット、パーフェクトバランスのスタンダードモデルです。
音が明るすぎると感じる場合はミュートをしたり、厚めのヘッドに交換して調整するとバランスの良いサウンドとなります。
LUDWIG / LM400T
LM400のスネアをチューブラグにし、より抜けのあるサウンドを目指したモデルです。ハイピッチからローピッチまであらゆるジャンルにも対応できるスネア。チューブラグタイプはより抜けのいい音、さらにプレスフープなので明るめの柔らかい音が出ます。もう少し固く、パンチがほしい場合はダイキャストスープなどにするといいと思います。
ハイピッチ、ローピッチどちらでも対応できますが深さが浅めなのでハイピッチのほうがこのスネアの良さをより引き出せるような気がします。 綺麗なチューニングでもいいし、ある程度ラフなチューニングでもコントロールできるスネアなので多くのドラマーが愛用している一台です。
自分が持っているスネアはLM400Tです。最近スタジオでメンテナンスをしたのでその様子を撮影してきました。
[LUDWIG / LM400T サウンドチェック]
いい感じでレトロ感のある音が出てると思います。
これがドラム本来の生音です。ライブやCDなどは音が加工されているので生音を聞くことはあまりないと思います。
生音の時点でももっと綺麗な音作りもできるのですが、ギター、ベースなど他の音が合わさることを考慮してチューニング(調整)することが必要になります。
スネアにガムテープをいっぱい貼ってサスティーンを短めにする人をよく見るのですが、サスティーンや倍音など余韻のある音作りをしていないと他の音と混ざりにくくなり、結果その音が浮いてしまうということになります。
その辺は好みもあるので自分がいいと思う設定にするのが一番ですね。
まとめ
スネアドラムは音色一つでその曲に対するイメージが変わるくらいとても大事なドラムパーツです。多くのドラマーが愛用しているLM400は決して裏切ることはないです。
自分好みにチューニングもできるLM400シリーズはドラマーなら一つは持っておいてもいいスネアだと思います。
古い音楽から聞こえてくるスネアの音が今でも聞けるこのスネアドラムはこれからも多くのドラマーに支持され続けていくと思います。
それでは。